動画編集でノマドワークは可能?海外ノマドの実体験をベースに解説

動画編集でノマドワークするあなたは希少価値爆上げ!?
動画編集でノマドワークって可能なの?
動画編集は海外ノマドに向いていないという意見がある…
こういった疑問はありませんか?
たしかに動画編集はWi-Fiや機材が大事な職種になるので、国内外でノマドワークが出来るか不安に思う方も多いと思います。
この記事を書いている私は、現役の映像クリエイターで国内、海外ノマドを経験していますので、実体験をベースに解説していきたいと思います。
この記事を読むことで、新たな働き方や気付きが見つかれば幸いです。
動画編集で海外ノマドは可能か?
結論、動画編集で海外ノマドは可能です。
理由は下記のとおりです。
- 前提として動画編集はオンライン完結の仕事である
- 場所を選べばネット環境は日本と変わらない国がたくさんある
- 現時点で動画編集の仕事はたくさんある
- 実際に動画編集でノマドをしてる人がたくさんいる
このような理由から、動画編集は海外ノマドが出来ると言えます。
中には「動画編集で海外ノマドは無理」という意見を聞いたことがあるかもしれません。
しかし実際に私も経験してきましたが、問題なく仕事をできた経験がありますので「動画編集で海外ノマドは出来る」と断言できます。
もちろん、動画編集で海外ノマドをする上でメリット・デメリットがありますので詳しく紹介していきます。
動画編集で海外ノマドするメリット

出会いがある
異国の血で働くというのは出会いの数が圧倒的に増えます。
なぜなら、その国の人から見ればあなたは外国人に当たるわけですから多少なりとも興味を持ってもらえるからです。
動画編集など作業を家の外で行うとなると、カフェかコワーキングスペースになると思います。
そういった場所には地元の人や同じノマドワーカーの方がいることが多いので、自然と声をかけたりかけられたりする機会が増えるはずです。
このように、いつもと違う場所で仕事をすることで出会いの数は圧倒的に増えます。
旅しながら仕事が出来る

旅をしながら仕事をすることにはメリットがあります。
それは、革新的なアイデアを思いついたり、悩んでいたことを解決できるアイデアを発見することができます。
従来だと旅をするには、会社に休むことを伝え休みをもらいというように、旅と仕事は完全に分けられていました。
でも現在はインターネットの普及でどこでも仕事が出来る職種の人が生まれ、旅と仕事を完全に分けなくも2つを同時進行にする人が出てきました。
もちろん旅中に仕事のことを考えなくてはいけないということをデメリットに感じる方もいるかもしれません。
しかし仕事の合間にフラット外を出かけるだけでも刺激になり、仕事の生産性を上げることができるというメリットもあるのも事実です。
生活費を抑えることができる
東南アジアなど物価が日本より安い国に滞在すれば、日本で住むよりも生活費を抑えることが可能です。
特にタイは日本より安く生活出来るにも関わらず、インターネット環境はすごく快適で世界中のノマドがバンコクやチェンマイに集まってきています。
例えば日本で生活するのに20万かかっていた場合
物価の安い国でノマドをすれば15万円に抑えられるかもしれません。
つまり自由に使える5万を捻出することができるのです。
このように住む場所を自由に選べるノマドワーカーであれば、住む場所を変えるだけでお金を余分に捻出することも出来るのです。
動画編集で海外ノマドするデメリット

PCのスペックがある程度必要
動画編集をしている方はデスクトップパソコンを使用している方も多いと思います。
しかし、海外ノマドするにはスペックが高いノートパソコンが必要です。
逆にデスクトップパソコンがないと仕事に支障がでるという方は、ノマドは厳しいです。
もし今からノートパソコンを買う方がいれば、MacBookProをがおすすめです。
YouTubeの動画編集などの作業であればサクサク動かすことができますし、万が一故障した場合でも海外のアップルストアに出せば修理してもらえるからです。(日本で買ったPCを海外で修理に出せます 。)
このように普段からデスクトップで動画編集している方にとっては、ノマドするハードルが高くなってしまいます。
スキルアップが難しい場合がある

特に海外でノマドをしていると、スキルアップ難しい場合があります。
なぜなら、スキルアップをするにはある程度まとまった学習時間が必要になってきます。
しかし外を見てみれば、そこは異国の世界。好奇心にかられ出かけてくなってしまう人も多いはずです。
なので、遊びに行かずに学習をするという自己規律スキルがないと誘惑に負けてスキルアップが難しくなります。
Wi-Fi環境に依存する
動画編集はWi-Fi環境にとても依存します。
YouTube動画編集の場合、素材はだいたい10分以上で多いものだと1時間以上のものもあるはずです。そうなると高速Wi-Fiがないと効率ガタ落ちしてしまいますよね。
素材をダウンロードするのに何時間もかかっていては、最悪納期に間に合わなくなってしまいます。
作業効率は日本の方が良い
動画編集をしている方は普段、サブモニターを使って作業効率を上げているかた思います。
しかし、海外ノマドとなるとモニターを持っていくことはできませんからPC1つで作業することになります。
PC1つだと画面に表示される情報量に限りがありますし、なにより姿勢が猫背になってしますので正直このデメリットは個人的に大きいと思っています。
唯一の改善策としては、現地でサブモニターを購入することぐらいです。
1ヶ月以上の長期滞在する場合は現地で安いサブモニターを用意して、作業環境を日本と同じように整えることもありかと思います。
動画編集で海外ノマドになる方法

現時点でフリーランスで動画編集をしている場合はいつでも海外に行くことは出来ると思います。
一方でこれから海外ノマドをするために動画編集をする方は、独学やスクール似通ったあと転職という手段もありかもしれません。
転職先の会社で海外OKのフルリモートの環境で働けるのであれば、いつでも海外ノマドをスタートすることが出来ます。
ただフリーランスと会社員での働き方には少し違いがあるので、解説していきます。
フリーランス
フリーランスの場合、起きる時間も仕事をする時間も自由です。
なぜなら、どんだけ日本と時差があっても、基本的に獲得した案件を納期までに提出すれば問題ないからです。
ただし、クライアントとのMTGなどは日本時間に合わせる必要があるため、時間を考慮しないといけません。
会社員

会社員で海外ノマドをする場合、時差が一番ネックになる部分です。
会社員という立場上、日本時間に合わせて動く必要があると思うので、生活リズムを整えるのが仕事をするのと同じくらい大事になってきます。
東南アジアであれば2−3時間程の時差になりますが、ヨーロッパや中南米でノマドをする場合時差が大きくなっていきます。
例えばヨーロッパでノマドをする場合日本との時差は約8時間です。
日本で10時から始業の場合、ヨーロッパにいるあなたは午前2時から始業しなくてはなりません。
8時間睡眠の場合、18時には寝なくてはなりません。
このように特に会社員の場合、時差を考慮した働き方して生活リズムを整える工夫しなくてはなりません。
おすすめの動画編集ジャンル
動画編集をしながら海外ノマドをする場合、おすすめの仕事内容は下記の通りです。
- YouTubeを軸とした動画編集
- After Effectsを使用した動画制作
- 現地での撮影
3つ目は動画編集ではなく、撮影と少しジャンルが異なりますが詳しく解説していきます。
YouTubeを軸とした動画編集
動画編集と言えば、YouTubeの動画編集です。
基本的にクライアントから素材を頂いて、編集して納品という流れです。
納期の目安は1日〜1週間ほどです。
急ぎの案件が重なると忙しく感じる場合もありますが、スケジュールの管理をしっかりすれば問題なくこなせます。
またYouTube案件だと継続的な案件を獲得しやすいので、営業の時間をたくさん用意することなく編集業務に専念出来ます。
おすすめな人は下記に当てはまる人です。
- 1日1本編集するなどルーティンを大事にしたい人
- 案件が重なって忙しくなった時にやりきれる人
- 素材を快適にダウンロードする環境が用意出来る人
- 継続案件を獲得して安定したい人
After Effectsを使用した動画編集

AfterEffectsという編集ソフトを使用した仕事も海外ノマドには最適です。
After Effectsというソフトではアニメーションを作成したり、素材を0から作ったりなど出来ることはたくさんあります。
YouTubeの動画編集と比べると単価も高いです。
納期も1週間〜2ヶ月と幅広いです。
なので今日はがっつり編集をして、明日はまる1日移動日にするというようなことも可能です。
After Effectsを使った動画制作がおすすめな人は下記のとおりです。
- After Effectsを使えるスキルを持っている人
- 1本あたりの単価が高く、納期に余裕が欲しい人
撮影
動画編集とはジャンルが異なりますが、動画という広い枠の中では撮影もありかと思います。
現地で出会った方とつながり、撮影、編集を巻き取れば高い報酬を貰えるチャンスにもなります。
ただし、
- カメラの費用がかかること
- カメラ分の荷物が増えること
など、稼ぐことにフォーカスするとかえって快適なノマドが難しくなります。
なので、撮影は動画編集のサブとして撮影案件とれたらラッキーぐらいの気持ちで良いでしょう。
ノマドワークする際のPCスペック

前述したとおり、海外ノマドをするならある程度高スペックなノートパソコンが必須です。
最低でも下記のスペックを満たすものを推奨します。
- メモリ:16GB以上を推奨
- CPU:i5 2.0GHz以上
- GPU:メモリ2GB以上
- ストレージ:256GB以上
おすすめはMacBook Proです。
なぜなら、万が一海外ノマド中に故障してもアップルストアがあれば修理に出せるからです。
パソコンが故障して納期がおくれたらクライアントに迷惑かけちゃいますよね?
最悪継続案件をもらえなくなり、海外ノマドも中止しないといけなくなるかもしれません。
なので、MacはWindowsより高いですが機材への投資は妥協しない方が良いでしょう。
海外ノマドにおすすめの国3選
タイ

まず海外ノマド初心者の方はタイのバンコクを選んでおけば間違いありません。
理由はWi-Fi環境がしっかり用意されていて、問題なく動画編集ができるからです。
高速Wi-Fi、コンセントがあるカフェが多いのでたくさんのノマドが世界中から訪れています。
また、日本との時差も2時間なので、会社員海外ノマドの方もストレスなく生活できると思います。
私は会社員時代もフリーランス時代もバンコクでノマドをした経験がありますが、非常に快適にノマド生活を送ることが出来ていました。
ジョージア
東ヨーロッパに位置しているジョージアもかなりおすすめの国です。
なんとビザなしで1年間も滞在することが出来ます。
なのでしっかりとして作業環境を整えつつ、休みの日にはヨーロッパへ格安旅行が出来るというメリットもあります。
またWi-Fiの環境も整っているので、仕事への影響もなさそうです。
インドネシア バリ島
バリ島はノマドの聖地と言われるくらいで海外からたくさんのノマドワーカーが訪れる人気の場所です。
物価は日本よりも安く、Wi-Fi環境が整っていてコワーキングスペースも充実しているのでノマド生活は快適に出来ます。
まとめ

動画編集をしながら海外ノマドをすることは可能です。
改めて考えると動画編集・制作は海外ノマドにピッタリの職種だと思います。
- 前提として動画編集はオンライン完結の仕事である
- 場所を選べばネット環境は日本と変わらない国がたくさんある
- 現時点で動画編集の仕事はたくさんある
- 実際に動画編集でノマドをしてる人がたくさんいる
Wi-Fi問題は国を選べば乗り越えることができるでしょう。
今在宅ワークで海外に出るか迷っていてる方がいたら、一歩踏み出して海外に飛び出してみましょう!
Q&A
これから動画編集を学びたい
まずは自分が本当に動画編集がやりたいのか、スクールの無料説明会を聞いてみましょう。
将来性の話だったり、何が学べるのかを聞くことで今後の方向性が決まる思います。

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いきなり海外ノマドは不安
私も初めて海外ノマドを際はとても不安でした。
しかし、心配事は何もおこらずノマドを始める前に抱えていた不安はどこかにいってしまいました。
旅にはトラブルがつきものなので、最初からすべてが上手くいくことはないかもしれません。
なのでノマド何回も経験して経験値を積み上げていくことで、自分流のノマド生活を確立出来るようになりはずです。
もし海外ノマドに少しでも興味があるなら一歩踏み出して、海外に飛び出して行きましょう!